4月24日。『杮落・四月大歌舞伎・第三部』を観に行った。18:00~21;40までだった。
4月2日に開場した…新しい歌舞伎座での、歌舞伎公演である。三部制で始まったのだ。
私は新しい歌舞伎座に入った事が嬉しかった。演目は…『これぞ歌舞伎』と言う演目だった。
杮落しには、良いのも分かるけれど…。正直言うと…何度も観たと言う演目ではある。その演目は二つだった。。
一つは…『盛綱陣屋』。兄妹が二つに分かれ戦になっている。それを…初陣の子が切腹することで…無意味な戦を収めると言う話。
歌舞伎では…本当に幼い子供が演じるので…他の役者も確りと演じる。観客は…その世界へ惹き込まれる。
昔ながらの日本人の心情が…より表れて来るからなのだろうか…と感じた。
そして…二つ目は…『勧進帳』。義経へ忠義を尽くす、弁慶の姿が印象的な演目である。
また正体を見破り…尚も気付かぬふりして見送る富樫。これもまた…印象的であるのに変わりないと思う。
日本人の美意識も伝わってくる演目かも知れない。
私には…良く観る演目のため…眠くなるかと思ったが、演目を全て…集中して観られた事が幸せだった。
歌舞伎座も…開場したばかりで、お祝いムードたっぷり…。本当に晴れやかで艶やかな空気いっぱいである。
本当に良い空間が戻った事が嬉しい。。。
- 2013/04/30(火) 23:32:44|
- 歌舞伎の事。関連の事。
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